叩いたことのない石橋
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臆病者は、寺院のてっぺんには上れない。
彼女との初めての出会いは、砂漠のオアシスよりもはっきりとしている。一人で砂嵐を渡り歩いていた彼女は、砂漠を彷徨う放浪者だった私たちを怖がらなかった。むしろ、優しい声で微笑みながら、私たちが滞在する寺院を作ろうと言った。何かを積み立ててみたことはなかったが、彼女は木の枝で砂に線を引くことから始めた。
いつの間にか、私たち皆が彼女の落ち着いているが力のこもった声につられて、寺院を作り始めた。寺院が全て完成して滞在する場所はできたが…私たちは、彼女にあげるものが何もなかった。
すると、彼女は必要ないと断った。そして自国の言葉をここに記してもいいのならそれで十分だと言って、何かを書き留めた。それがどんな意味なのかは分からなかった。次の日、彼女はどこかにいなくなり、私たちには彼女が書いた故郷の文字だけが残されていた。
私たちには代を重ねて一つの慣習ができた。無数の歳月が流れても、この文字だけは消させないようにした。それだけが、私たちが遥か遠い地からやってきた彼女に感謝を表す方法だった。
How to obtain: [Abyss One:マグヌスのメイン依頼] を遂行して獲得可能
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35–39
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20